福祉でアロマセラピー|アロマセラピーを仕事に活かした事例

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福祉でアロマセラピー 鈴木栄美子さん

鈴木栄美子さん

社会福祉士 鈴木栄美子さんプロフィール

すずき・えみこ/社会福祉法人 東京光の家に社会福祉士として勤務。

JAA認定アロマコーディネーター、NARD JAPAN認定アロマ・アドバイザー資格取得。NARDJAPAN認定アロマ・インストラクター講座受講。

アロマを学ぶきっかけ

潜在能力を引き出す可能性をアロマに感じて

鈴木栄美子さん長年福祉の仕事に関わる中で、視覚障がい者の聴覚がものすごく優れていることに度々驚かされました。

聴覚以外で潜在能力を引き出せる部分はないのかと考えていたところ、嗅覚を思いつきました。

アロマについて専門的な知識はありませんでしたが、自然のものでリラクゼションなどの作用があることは何となく知っていたので、アロマを使ってみようと思い立ちました。

とはいっても専門知識もなく、はじめは自己流でスタートしました。トリートメントを中心に嗅覚と触覚を刺激してみようという試みから始めたのですが、利用者から「使用しているユーカリの精油はてんかんの人には使えないと本で読みました」と言われ、これはちゃんと勉強しなければいけないと思い、スクールに通って資格を取得しました。

利用方法

音楽療法や行動療法と組み合わせると効果が上がる

施設の室内にいくつかディフューザーを設置し、目的に合わせた香りを使用しています。
寝る時に動き回ってしまう人や声が大きくなってしまう人には、気分を落ち着けるためにラベンダーを芳香しています。

運動療法の部屋ではグレープフルーツの香りを芳香すると、体の動きがスムーズになりますし、音楽療法の部屋ではイランイランを使用するとリラックスしながら訓練することができます。

また、季節によってはインフルエンザや水虫などの感染症予防に、ユーカリラディアタやペパーミントのスプレーを使用しています。

緊張しやすい利用者や会話がうまくできない人とコミュニケーションを取るため、ハンドトリートメントを行っていますが、施設の中に自然にアロマが入り込んでいる環境が好評です。

今後の目標

利用者の自立支援、そして職員の仕事の質を高めるアロマを提供したい

利用者のためにスタートしたアロマの勉強でしたが、自分に対しても非常に有効に働いていることに気付きました。

アロマセラピーを自分のためにも取り入れることで、良い仕事ができ、職員も利用者もお互いに良い関係で過ごせるようになったのは、とても嬉しいことです。

また、施設のあらゆる場面でアロマセラピーが欠かすことのできない存在になっていて、たまに職員が芳香するのを忘れると、「今日は香りがしませんね」と利用者に言われることもあります。

精油のパワーは本当にすごいですね。これからも、利用者のためにも、職員のためにも、アロマを活用していきたいと考えています。

※このページの情報(年齢、所属、役職等)は2015年12月当時のものになります。


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