古代ローマ|アロマセラピーの歴史

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古代ローマ

古代西洋最大の帝国である古代ローマ帝国は、B.C.7~A.D.5世紀頃、栄えました。文学、哲学、美術ではギリシャの模倣の域を出ませんでしたが、軍事、土木、法制では稀有の力を発揮しています。

ローマは、バラが生活にとても密着していた文明です。バラはいろいろな儀式や晩餐会などで撒かれ、宮廷の泉にはバラ水が湧き、公衆浴場までもがバラでいっぱいでした。

バラの枕、バラの花飾り、バラのプリン、バラ入りのワインと、さまざまな物にバラは使われました。衣類までもバラ水で洗っていたということです。

金銀の流入と香料(B.C.1世紀頃)

古代ローマ帝国の初期は、エトルリア人の文化で荒削りなものでしたが、フェニキア人やギリシャ人と接触するにつれて、香料の使用が増えてきました。

B.C.27年、オクタビアヌスの帝政時代を迎え、貿易が振興したことで、海外の領土から金銀が流入し、生活が派手になっていきました。これに伴って、香料熱も高まりました。(町の4分の1が香料店だと風刺されました。)

デオスコリデス(A.D.1世紀頃)の薬草医学の論文

現在の薬草の知識も、この論文に由来しています。

【例】

没薬:歯・歯茎の強壮、催眠を促進
ジュニパー:利尿作用
マージョラム:催眠作用、鎮痛剤
サイプレス:下痢止め、止血

香り好きなネロ皇帝

1.豪華なバラの花の宴会

バラティネの丘に立てた黄金の宮殿では、皇帝が合図すると天井が開き、バラの花が降り、銀のパイプからバラの香りがする水がテーブルに降りかけられたということです。

2.妻ポッペアの死

アラビアにある1年分の乳香を焚いて魂をなぐさめ、別れを惜しみました。

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