ハンガリーウォーター|アロマクラフトの作り方

ハンガリーウォーター

ハンガリーの王妃エリザベート1世は、献上されたハンガリーウォーターを毎日のように入浴や洗顔などに使ったところ、ポーランド国王からプロポーズされるほど美しくなったという伝説が残っています。

「若返りの水」とも言われるハンガリーウォーターを手作りしてみましょう。

準備するもの

・300ccくらいの空容器(ミネラルウォーターの容器で代用)
・無水エタノール 100ccくらい
・ミネラルウォーター 200ccくらい
・漏斗を作る紙
・セロハンテープ
・はさみ
・割り箸
・乾燥ハーブ

ペパーミント 10g 、ローズマリー 10g、ローズ 5g、レモンピール 5g

手順

300ccの容器にミネラルウォーターを200cc入れる

空の300ccの容器にミネラルウォーターを 200cc入れます。

乾燥ハーブを入れる

1、容器に乾燥ハーブを入れますが、容器の口から直接入れるのは大変ですから、漏斗を紙で作り、容器の口にセロハンテープで固定します。

2、ペパーミント、ローズマリー10gを入れます。ペパーミントは大きい葉もあるので、袋を閉めたままもんで、葉の大きさを小さくすると入りやすくなります。次にローズとレモンピールを入れます。上から割り箸でつつくと、すんなり容器の中へ落ちていきます。

3、乾燥ハープを入れ終えたら容器のふたを閉めて振り、乾燥ハープとミネラルウォーターを馴染ませます。

100ccの容器に無水エタノールを入れる

容器に100ccの無水エタノールを入れます。
(無水エタノールを使用する際、肌の弱い人は取り扱いに注意しましょう。)

よく振りアルコール水とハーブを馴染ませます。その後、容器が満たされなかったときは、酸化防止の為にミネラルウォーターまたは無水エタノールを注ぎ、口一杯になるまで足します。

1ヶ月以上保存します

精油で作るものと違って、乾燥ハーブから香りを抽出する方法では、より多くの時聞が必要です。少なくとも1ヶ月は冷暗所(例えば流し台の下など)に置きます。

時々振って、香りの抽出を促してください。時聞が経つごとに香りが熟成してき ます。途中何回かローションの香りをかいで、香りが徐々に変化するのを感じてみてください。

ハーブを漉してガラスピンで保存

使うときにはハープが肌に付くと感触が良くないので、茶こしなどでこして、別のガラスピンに移して保存します。残ったハープをお茶パックや布の袋に入れ、入浴剤として香りを楽しむのもよいでしょう。



アロマセラピーレシピ集で紹介した使用法は、あくまでも参考例です。各自に適したブレンドを工夫してご使用ください。また、使用前にはパッチテストなどで安全性を確認し、ご自身の責任においてお楽しみください。