ラベンダー|アロマセラピスト菅野千津子の精油コラム

ラベンダー

私がラベンダーを知ったのは、ドラマ「北の国から」のシーンで広大なラベンダー畑がテレビの画面に映った時でした。調べるとラベンダーという花だと知り、どんな香りがするのだろうと子供心に思っていたのです。

それから時は過ぎ、私が20代になり都内でアロマショップを見かけました。

吸い込まれるようにショップではじめて嗅いだ精油はラベンダー。香りが私の体の中まで入っていく感覚は何年経っても忘れません。

アロマセラピーのはじまりは、1920年代にフランスの科学者、ルネ・モーリス・ガットフォセが火傷を負いラベンダー精油で治療したことからというお話は有名です。

日本で最初にラベンダーの栽培、蒸留をしたのは、北海道富良野にあるファーム富田の創始者富田忠雄氏です。

富田氏は、1942年に日本で初めてラベンダー精油を蒸留をしています。北海道という気候がラベンダーの栽培には適していたのでしょう。

後から知ったのは、私が北の国からの画面で見たラベンダー畑は、富田忠雄氏のラベンダー畑でした。

その後、私は北海道へ行き、実際にファーム富田のラベンダーを見ました。それはまさにドラマで見た風景そのもの。ラベンダーの香りを嗅ぐとフランスよりも富良野のラベンダー畑が浮かびます。

気持ちを落ち着けたいときに、ぜひ芳香してお楽しみ下さい。

あなたにとっての初めてのアロマの香りは何ですか?

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