高齢になると、体の機能が低下するが、特にアルツハイマー型認知症の場合は初期から嗅覚の異常が見られ、認知症の重度化とともに嗅覚も低下するという。
(平成23年度厚生労働省「認知症高齢者の食行動関連障害支援ガイドライン 作成および検証に関する調査研究報告書」より)
つまり、においに対して鈍感になったら、認知症の注意信号ともいえる。
今、よい香りで嗅覚を刺激し、認知症や介護予防、改善にも役立てようというアロマセラピーが注目されている。在宅や施設、病院などでメディカルアロマセラピーを行う、所澤いづみさんに聞いた。
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