カギは「香り」にあり――。全国有数の植木産地である福岡県久留米地域の植木業者たちが、アロマオイル(精油)の生産に乗りだした。原料となる木を遊休地で育てる試みもスタート。商機拡大と地域活性化の「一石二鳥」を狙う。
植えるのは地中海沿岸原産の低木マートル(別名・銀梅花〈ぎんばいか〉)。会場は「香気圧(こうきあつ)広場」と名付けられた約20アールの土地。1年前まで竹やぶだった遊休地だが、今年4月以降、90種約2800本の植物が植えられた。うち半数余りが香りがいいとされる種類で、マートルは約900本に上る。
「ここがモデルケースになって、アロマが植木産業の起爆剤になれば」と願う。
活性化のために、精油の生産に取り組む市町村が多くなってきています。
日本産の精油がますます広がっていきそうですね。
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