女の園|菅野千津子のアロマセラピストひとくちメモ

アロマセラピストは女の園

アロマセラピストを目指す方のご相談で多いのが、

女性だけの世界で私は働けるのでしょうか?
オンナの世界はドロドロしていませんか?

といった内容です。

確かに心配するお気持ちお察しいたします。

私はエステティシャン、アロマセラピストと思い起こせば30数年、女の園で仕事をしてきました。
というよりは女性の世界でしか仕事をしていません。

スタッフもお客様も女子のみ。長い経験の中にはチョットチョットとか、オイオイと突っ込みを入れたくなるような意地悪な先輩や同僚がいたこともありました。

しかし、どういうわけか、そのような人は最後には辞めていきます。
私が思うに、そのような振る舞いをする人は、スタッフ間以前に、お客様に見抜かれてしまうのです。

お客様を第一に仕事をするべきところが、周りのスタッフのひとつひとつのあげ足を取るようなことに気が向いていたら、おそらくお客様のことは二の次になると思うのです。

お客様に嫌われるのはさすがにこたえますね。だから、やりがいや自信をなくすのです。

また、そのような人には、その人なりの気持ちがあるのも察したいところです。

その件はまた別の機会でお話したいと思いますが、一番気にしなければならないのは、もしも自分がブレそうになった時には、お客様のために仕事をすることに集中することが成功の秘訣です。

もちろん、チームワークで仕事をするのは当たり前ですが、どこに行っても人間関係が100パーセントうまく行くところはありません。

女の園で生き残れる人の特徴は、案外男前の人です。

気にしない、言われてもヘコタレない、人前で泣かない (泣くならトイレで)
あまりにもガサツは困りますが、中性的なほうがお客様にも人気があります。

私はスタッフにもはっきり、きっぱり言うことは言います。泣かれたらトイレへGOと促します。

今のは冗談です。笑

しかし感情のコントロールが出来ないスタッフはお気持ちにも伝わりますからね。

えっ?私がイジワル?

そうならないように気をつけなくちゃ。