嗅覚上皮のしくみ-人間の脳と嗅覚|アロマセラピーに役立つ解剖学・生理学

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嗅覚上皮のしくみ

鼻の奥にある副鼻腔の頂上に、親指くらいのサイズの特別な粘膜をもつ場所があります。ここを嗅覚上皮といいます。鼻粘膜のうち、呼吸粘膜が白っぽいのに対して この嗅覚上皮は黄色の粘膜で覆われています。

嗅覚上皮の深部にはボーマン腺があり、上皮の表面に閉口して粘液を分泌しています。嗅覚上皮には嗅細胞が並んでいます(片側の鼻腔で5000万個)。

また、この嗅細胞の隙聞を埋めるように支持細胞が並んでいます。嗅覚上皮の基底膜に沿って基底細胞が並んでいます。嗅細胞は縦長で粘膜の近くからは嗅毛(嗅繊毛)が 1つの嗅細胞につき10~30本ぐらい出ており、粘液の中に伸びています。

香りの分子は、始め粘膜に付着し、溶け込んで嗅毛に捕らえられます。また、嗅毛は香りの分子を捕らえるために常に波状運動しています。香りを逃がさないように粘膜にくっつけて、それから嗅細胞が認識します。

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