
アロマテラピーの資格取得のメリット
知識や技能等の資格には、法律に基づいて国が認定する「国家資格」、主に省庁の認定基準に基づいて公益法人等が認定する「公的資格」、独自の認定基準に基づいて民間団体が認定する「民間資格」があります。
日本のアロマテラピーの資格は、このうちの民間資格にあたり、就職や独立開業をする場合にも、必ずしも必要なものではありませんが、取得することによって様々なメリットがあり、有利な面が多くなります。
正しく安全に利用する知識・技術を身につけられる
アロマテラピーの資格は、初級の検定試験を除き、そのほとんどが協会に加盟するスクールで、所定のカリキュラムを修了した人でないと取得することができません。
資格試験の受験対応講座では、長年、経験と研究を重ねた専門家が作り上げたカリキュラムで体系的な学習をしますので、それを受講することで正しく安全な利用法を身につけることができます。
アロマテラピーで使用する精油は、とても高濃度で、わずかな量でも強い作用のものが多く、それを鼻や皮膚などから直接、体内に吸収しますので、体調や利用法によっては心身に悪い影響を及ぼす場合があります。
入門書の一部だけを読んだような、あいまいな知識で気軽に扱うと、思わぬ危険や事故につながる場合がありますので、正しい利用方法を身につけることがとても重要なのです。
社会的な信頼を得ることができる
サロンやショップ等を開業する場合や、求人に応募する場合には、資格があるのとないのでは、周囲の見方も変わってきます。将来的にお仕事やボランティアなどの活動を目指す場合には、身につけた知識を客観的に認知してもらい信頼性を得るためにも、資格を取得しておくことは大変有効です。
協会からの支援を受けることができる
資格を取得し、各協会の会員になると、認定校(店)制度、求人情報の提供、精油や資材の割引販売、各種セミナーや講習会の開催など、協会が行っているさまざまな支援を受けることができます。(協会により内容が違います)
また、会報やホームページ等から、常にアロマテラピーに関する最新の情報を得ることができ、変化への対応や新たな学習へのモチベーションを維持することができます。