メディカルアロマについて
アロマセラピーの歴史は、1920年代にフランスの化学者が薬品でやけどをして、ラベンダーで治療したことをきっかけから研究が進みました。
そのため、現在でも、フランスでは、精油は医薬品として扱われ、医師の処方により精油を飲用、座薬など治療に使用されています。そのような歴史から、メディカルアロマという言葉が確立されました。
現在の日本では、精油はまだ医薬品にはなっていませんので、逆にさまざまな場面で、メディカルアロマという言葉が使用されているのが現状です。
例えば、フランスで行われている精油の使用方法や考え方を勉強をするNARD協会の学習内容のことを、メディカルアロマと呼ぶかと思えば、
インドからの伝承医学で、ハーブなどを使用したアーユルヴェーダのことをメディカルアロマ
漢方成分が入っているオイルを使用した施術をすることをメディカルアロマ
タイ式のハーブボールなどを使用しておこなう施術のことをメディカルアロマ
医師と共同研究してアロマの効果の臨床データを提供している勉強をメディカルアロマ
等々、ひとくちにメディカルアロマといっても内容はかなり異なります。
ここでは、主にフランス式のメディカルアロマを中心に解説していきますが、まずは、ご自身がどのようなメディカルアロマを学びたいのかを、しっかりと考えた上で、選択されることをお勧めします。
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