背中のボディートリートメントのやり方
腰→肩→肘→脇→腰の長いストローク
ポイント:優しく包み込むように手のひらを密着させて体液を移動させます。
左右の手のひらが背骨を挟んで対称に動くようにします。腰から肩まではほんの少し圧を入れて滑らせます。この他は圧も入れず、優しく触ります。
肩は前の方まで触ります。肩先を包み込み、腕を触って肘でターンして、脇の下側腹部を触りながら元の腰の位置に戻ります。
腰→肩:らせんを描く 肘→脇→腰:ストレートに手のひらを滑らせる
ポイント:手のひらを密着させる
背中で1 番疲れの溜まりやすい背骨の脇は、らせんを描きながらエフルラージュします。手のひらを密着させて、中の体液を移動させるつもりで行います。少し圧を入れます。
肩まできたら前の方まで触り、肩先を包み込み、腕を触って肘で、ターンして脇の下側腹部を触りながら、元の腰の位置に戻ります。
サイドライン
ポイント:しっかりかき上げる
手のひらを密着させて、ゆっくりですが、しっかりサイド
ラインの体液を移動させます。
片手ずつ交互に滑らせ ます。特に側腹部は気になるところなので回数を多く します。手を戻す時は身体には触れず、元の位置に戻します。
肩甲骨の内縁
ポイント:母指で圧をかけながら
最も背中で凝りやすい部位です。両方の親指を使って肩肝骨の内縁に圧をかけながらトリートメントします。上半身の体重を使いましょう。
肩甲骨の内縁は割と外に位置しています。肩甲骨側から触って骨の硬さがなくなったところです。慣れるまでは確認してからトリートメントしましょう。親指を戻す時は肩先に向かって圧はいれず、円を描きながら元の位置に戻ります。
肩上
ポイント:筋肉をほど良い圧でつかみながら
肩の上のラインを首の方から肩先に向かって筋肉をつかみ、もみながら滑らせます。戻りは肩の上のライン に触れながら元の位置に戻ります。
脊柱
ポイント:しならせるつもりで
脊柱に程良い圧をかけられるのは気持ちの良いものです。クライアントに近い方の手を縦長に脊柱に重ね、片方の手をその上にクロスに重ねます。竹ざおがしなるような感じで、腰から肩のラインまで背骨を滑らせます。ほどほどに圧をかけます。戻りは 圧をいれず、触りながら元の位置に戻ります。