下肢(前面)のボディートリートメントのやり方
ストレートのストローク
ポイント:ひざの位置では圧は入れない
足首から太ももの付け根に向かって、少し圧をかけて体液を移動させます。手のひら全体を密着させます。しかし、膝の位置では圧は入れません。外側の手を少し上にすると脚の上までしっか り触ることができます。戻るときは脚の側面を触りながら戻ります。
手のひらを重ねてストレートのストローク
ポイント:ひざの位置では圧は入れない
内側の手を下に重ねて体液を上に持ち上げます。先ほどのエフルラージ、ュと体重のかけ方は
同じですが、触っている面積が少ないので、クライアントはこの方が圧を感じます。膝の位置では 圧は入れません。戻るときは脚の側面を触りながら戻ります。
太股の内側:手のひらを斜め上に滑らせる
ポイント:体液を逃がさないように引き上げる
手のひらを密着させて、ゆっくりですが、しっかり側面の体液を移動させます。
片手ずつ交互に行います。特に太ももの内側は気になるところなので、回数を多く丁寧にトリートメントします。手を戻す時は身体には触れず、元の 位置に戻します。
ひざ:ひざ関節の下から上までらせんを描く
ポイント:圧をほどほどに入れて
膝は筋肉や軟骨が摩擦しないように沢山の滑液胞があります。その中の体液を新鮮にすると痛みの緩和につながります。高齢の方や運動で膝を 痛めた方のトリートメントには欠かせない部位です。ほどほどに圧を入れて、手のひらの手首に近い側を使ってらせんを描きましょう。膝の少し下から、 膝の少し上までトリートメントします。