腕のボディートリートメントのやり方
ストレートのストローク
ポイント:ホールディングして体液を逃がさない
手首から肩に向かつて少し圧をかけて体液を移動させます。手のひら全体を密着させます。外側の手を少し上にすると、肩先までしっかり触ることができます。戻るときは腕の側面を触りながら戻ります。
手のひらを重ねてストレートのストローク
ポイント:手のひらを密着させる
内側の手を下に重ねて体液を上に持ち上げます。エフルラージュと体重のかけ方は同じですが、触っている面積が少ないのでクライアントはこの方が圧を感じます。肩先までしっかり触り、戻るときは腕の側面を触りながら戻ります。
手首→ひじ:少し圧迫しながら親指を滑らせる
ポイント:腕の中心に圧が入るように
女性は特に細かい仕事をすることが多いので知らず知らずに凝りを溜めている部位です。手首から肘まではほどほどの圧を入れながら親指を滑らせます。腕の内側、外側とも同じように行い ます。固く凝っているところは赤くなります。クライアントに圧の加減を聞きながら何回か繰り返します。
肘→肩:肘を曲げて手のひらでらせんを描く 肩→肘:ストレートに手のひらを滑らせる
ポイント:脇の下に体液を送り込むつもりで
クライアントの肘を曲げて、力こぶを作る筋肉を緩ませると、筋肉の中までしっかり圧が伝わります。肘から脇の下に体液を送り込むつもりで、手を密着させてらせんを描きます。戻るときは肩先を触り、腕の外側を通って元の位置に戻ります。
ひじ→脇:手のひらでらせんを描く
ポイント:ひじを支えて、腕が安定するように
クライアントの腕を“バンザイ"するように挙げます。最も体液が滞留しやすい部分が出てきます。肘を支えるとクライアントの腕が安定してトリートメントしやすくなります。
肘から脇の下に体液を送り込むつもりで、手を密着させてらせんを描きます。戻るときは腕の外側を触り元の位置に戻ります。