顔のツボについて
顔には東洋医学でいう「ツボ」がたくさんあります。オイルトリートメントの終わりに、ツボを指圧すると効果が一層上がるでしょう。
眼の周りのしわとたるみ
どのツボも眼の疲れをとり、澄んだいきいきとした眼にします。
①攅竹(さんちく)一眉毛の内側にあるくぼみです。頭の疲れも取ります。
②晴明(せいめい)一目頭と鼻の根もとの間にあります。
③瞳子髎(どうしりょう)一目尻の骨のくぼみにあります。目尻のしわに有効です。
④四白 眼の中央の真下3センチにあります。
鼻の小じわと頬のたるみに
⑤客主人(きゃくしゅじん)一瞳子悟よりもさらに 1センチ耳に近いところで、頬骨のすぐ上にあります。イライラを鎮め、歯痛、疲れ眼にも有効です。
⑥下関(げかん)一 客主人と頬骨を挟んで位置します。顔の下半分をスッキリさせ、おしゃべり疲れを取ります。
⑦巨髎(こりょう)一鼻孔の外側2センチで、四自の真下にあります。顔の疲れを取り、頬の腫れ、眼の疲れを和らげるとともに、上歯の痛みにも有効です。
⑧迎香(げいこう)―小鼻のふくらみの脇にあります。小鼻の横を押して痛いと感じるととろです。顔の上半分をスッキリさせます。
口の周りのしわと頬をスッキリさせるために
⑨水溝(すいこう)一鼻の下の中央にあります。
⑩地倉(ちそう)一口角の1センチ外側にあります。
⑪頬車(きょうしゃ)一下顎のえらの角のすぐ上にあります。顔の下半分をスッキリさせます。
⑫承漿(しょうしょう)―オトガイ(下唇と顎の先端の闘をいう)の中央にあります。 下顎にある筋肉の緊張を緩めます。
首筋をスッキリさせるために
⑬完骨(かんこつ)―耳の後ろにある出っ張った骨の後ろのくぼみ。頭痛、耳鳴り、不眠、ストレス解消、肥満にも良いでしょう。
⑭風池(ふうち)一完骨の斜め後ろ(指 2 本くらい離れている)にあります。完骨棟指で触れて人差し指が触れるあたりです。頭痛、風邪、疲れ限、肩凝り、肥満にも良いでしょう。
⑮天柱(てんちゅう)一首の後ろの髪の生え際にある左右の太い筋の外側の上端にあります。 頭痛、疲れ眼、ヒステリー、肩凝りに有効です。
⑯天窓(てんそう) 一 顔を横に向けると胸鎖乳突筋が出ます。この筋の真ん中の後ろのくぼみにあります。首の疲れを取ります。
頭をスッキリさせるために
⑰百会(ひゃくえ)―頭頂部にあります。両耳を結ぶ線と顔の中心を頭に伸ばした線が交わったととろにあり、くぼんでいます。イライラを鎮め、不眠にも効きます。血行不良によるのぼせにも良いでしょう。