ヒノキ-檜(枝葉・葉)|和のアロマの精油紹介
科 | ヒノキ科ヒノキ属 |
学名 | Chamaecyparis obtusa |
抽出部位 | 枝葉、葉 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
採集地 | 生育林(主に飛騨高山) |
葉の香りの特徴
葉部は木部に比べて、香りとしては軽い感じがします。アーユルベーダでは、木部の方が好きな人は落ち着きたい人、葉部が好きな人は飛躍したい人といわれています。
葉部にはボルネオールやネロリドールが多く含まれており、世界の他の樹木と比較してみると、その成分
からも、群を銭いた香りのよさが予想されます。
ヒノキ(葉)の成分と成分が持つ機能
成分 | 比率 (%) |
成分分類 | 成分の特徴および機能 |
サピネン |
20~30 | モノテルペン炭化水素 | 森林浴、体に活力、抗ストレス、うつ滞除去、抗菌、組織再生、消化促進、コーチゾン様作用、細胞収縮、緩和、収斂、鎮痛、強壮 |
リモネン | ー | ||
ボルネオール | 5~13 | モノテルベン アルコール |
素早く反応、バランス機能、抗菌、抗ウイルス、緩和、免疫強化、鎮静、強壮 |
酢酸ボルニル | 7~12 | エステル類 | 緊張緩和、鎮静、鎮痙、消炎、鎮痛 |
ネロリドール | 6~1 | セスキテルペン アルコール |
ゆっくり反応、持続的に抵抗カを高める、抗菌、免疫調整、細胞修復、緩和、自律神経の調整、抗ストレス |
※参考文献 日本の森から生まれたアロマ/稲本正著/世界文化社