アスナロ-翌檜|和のアロマの精油紹介
科 | ヒノキ科アスナロ属 |
学名 | Thujopsis dolabrata |
抽出部位 | 木 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
原産国 | 日本 |
採集地 | 野生、時に生育林(主に飛騨高山) |
アスナロ-翌檜の香りの特徴
日本の森から生まれたアロマの中で、アスナロ(ヒバ)は、かなり特別な香りがします。爽やかさやフローラルさではなく、森の樹々の根源からわき上がるような香りで、とりわけ防虫効果も強いツヨプセンが60%以上もあり、その影響か、好き嫌いが分かれる香りです。しかし、女性の中にはとても好きだという人が一定数います。
アスナロ-翌檜の成分と成分が持つ機能
成分 | 比率 (%) |
成分分類 | 成分の特徴および機能 |
ツヨプセン |
62~73 | セキステルペン炭化水素 | ゆっくり反応、消炎、鎮痛、うつ滞除去、(防虫・抗菌) |
リモネン | - | モノテルペン炭化水素 | 森林浴、体に活力、抗ストレス、うつ滞除去、 抗菌、組織再生、消化促進、コーチゾン織作用、細胞収縮、緩和、収れん、鎮痛、強壮 |
b-フェランドレン | - | ||
ネロリドール | - |
※アスナロ(木)の成分は圧倒的に炭化水素が多いですが、ツヨプセン以外のものは安定せず、一般的に1%くらいは含まれているヒノキチオールも分析に出てこないことがあります。
※参考文献 日本の森から生まれたアロマ/稲本正著/世界文化社