モミ-樅|和のアロマの精油紹介
科 | マツ科モミ属 |
学名 | Abies firma |
抽出部位 | 枝葉 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
採集地 | 野生(主に飛騨高山) |
モミの香りの特徴
樹木系の精油の中でもっともスキッとした香りで、人によってはジントニックのにおいだという人もいます。α-ピネン、β-ピネン、リモネン、サピネンというモノテルペン炭化水素が中心なので、最も「森林浴」を強力に表現した香りといえます。
しかも酢酸ボルニルというエステル類も20%ぐらいあるので、香りにある種のパンチカもあります。
モミの成分と成分が持つ機能
成分 | 比率 (%) |
成分分類 | 成分の特徴および機能 |
α-ピネン |
40~50 | モノテルペン炭化水素 | 森林浴、体に活力、抗ストレス、うつ滞除去、 抗菌、組織再生、消化促進、コーチゾン織作用、細胞収縮、緩和、収れん、鎮痛、強壮 |
β-ピネン | 8~14 | ||
リモネン | 6~13 | ||
サビネン | 5~12 | ||
酢酸ボルニル | 12~20 | エステル類 | 緊張緩和、鎮静、鎮痙、消炎、鎮痛 |
※モミ(枝葉)の成分は、ほとんどがモノテルペン炭化水素で、森林治の香りが強く、その香りに酢酸ボルニルが適度のアクセントlこなって、消臭力がある香りといえます。
※参考文献 日本の森から生まれたアロマ/稲本正著/世界文化社