ヒメコマツ-姫小松|和のアロマの精油紹介
科 | マツ科マツ属 |
学名 | Pinus paruiflora |
抽出部位 | 木、枝葉 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
原産国 | 日本 |
採集地 | 野生(主に飛騨高山) |
ヒメコマツの香りの特徴
マツの木の新芽などを指でつぶすとツンとしたヤニのにおいがします。しかし、同じマツ科なのにヒメコマツはそのツンとした感じがありません。やわらかに包み込むような香りの奥に、モノテルペン炭化水素の森林浴の香りが隠されていて奥深い感じがします。
ネロリドールやテルビネオールなどが、香りを変えていると思われます。
ヒメコマツの成分と成分が持つ機能
成分 | 比率 (%) |
成分分類 | 成分の特徴および機能 |
α-ピネン |
23~29 | モノテルペン炭化水素 | 森林浴、体に活力、抗ストレス、うつ滞除去、 抗菌、組織再生、消化促進、コーチゾン織作用、細胞収縮、緩和、収れん、鎮痛、強壮 |
サビネン | 13~18 | ||
ミルセン | 5~14 | ||
リモネン | 5~13 | ||
β-ピネン | 1~4 | ||
酢酸ボルニル | 5~13 | エステル類 | 緊張緩和、鎮静、鎮痙、消炎、鎮痛 |
ネロリドール | 1~5 | セキステルペンアルコール | ゆっくり反応、持続的に抵抗カを高める、抗菌、免疫調整、細胞修復、緩和、自律神経の調整、抗ストレス |
テルピネオール | 1~4 | モノテルペンアルコール | 素早く反応、バランス機能、抗菌、抗ウイルス、緩和、免疫強化、鎮静、強壮 |
※参考文献 日本の森から生まれたアロマ/稲本正著/世界文化社