ニオイコブシ-匂辛夷|和のアロマの精油紹介
科 | モクレン科モクレン属 |
学名 | Magnolia Salicifolia |
抽出部位 | 枝葉 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
採集地 | 野生(主に飛騨高山) |
ニオイコブシの香りの特徴
モクレン科のニオイコブシは、枝葉からの精油なのに花のような香りがします。モクレンのように強い香りではなく、むしろ、爽やかな甘さを持ち、男女問わず好まれる香りです。
なお、ニオイコブシの成分は部位や季節により異なり、世界初でもあり前例がなく、現在、複数の機関で調査中です。
ニオイコブシの成分と成分が持つ機能
成分 | 比率 (%) |
成分分類 | 成分の特徴および機能 |
1,8-シネオール |
- | オキサイド類 | 抗カタル、去痰、抗ウィルス、集中力、判断力の向上 |
テルピネオールなど | - | モノテルペンアルコール | 素早く反応、バランス機能、抗菌、抗ウイルス、緩和、免疫強化、鎮静、強壮 |
α-ピネン カンフェンなど |
- | モノテルペン炭化水素 | 森林浴、体に活力、抗ストレス、うつ滞除去、 抗菌、組織再生、消化促進、コーチゾン織作用、細胞収縮、緩和、収れん、鎮痛、強壮 |
アルデヒドの一種 | - | アルデヒド類 | 抗菌、防虫、血行促進、消化促進、活力を与える |
カンファー | - | ケトン類 | 抗菌、防虫、賦活、粘液溶解、胆汁分泌、鎮静、鎮痙、消炎、鎮痛 |
※参考文献 日本の森から生まれたアロマ/稲本正著/世界文化社