サンショウ-山椒|和のアロマの精油紹介
科 | ミカン科サンショウ属 |
学名 | Zanthoxylum piperitum |
抽出部位 | 果皮 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
採集地 | 育成林(主に飛騨高山) |
サンショウの香りの特徴
サンショウの香りは調味料として出回っているので誰でもご存じでしょう。香りがすぐに思い出せない人も、この精油の香りを嘆ぐと、「ああなるほど」と思うに違いありません。
しかし粉サンショウの香りに比べて、精油になるとスパイシーでレモンのような香りに変わります。ミカン科のほかの精油に比べると、ピリリとした切れ味も加わっています。
サンショウの成分と成分が持つ機能
成分 | 比率 (%) |
成分分類 | 成分の特徴および機能 |
リモネン |
50~61 | モノテルペン炭化水素 | 森林浴、体に活力、抗ストレス、うつ滞除去、 抗菌、組織再生、消化促進、コーチゾン織作用、細胞収縮、緩和、収れん、鎮痛、強壮 |
ミルセン | 5~10 | ||
シトロネラール | 11~17 | アルデヒド類 | 抗菌、防虫、血行促進、消化促進、活力を与える |
酢酸ゲラニル | 10~16 | エステル類 | 緊張緩和、鎮静、鎮痙、消炎、鎮痛 |
※参考文献 日本の森から生まれたアロマ/稲本正著/世界文化社