不安による不眠-香りによるハートのケア例 |ルームフレグランスと香りの心理

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不安による不眠-香りによるハートのケア例

不眠というと、気持ちが高ぶって眠れないことを想像しがちです。そのようなときは、ラベンダーやネロリ、マージョラムといった鎮静作用のある精油を用いると、入眠しやすくなったり、夜中に何回も目を覚ますということが少なくなります。

20代後半の女性が、帰宅途中で見知らぬ男性に抱きつかれました。大きな声を上げたので、それ以上危ない目にはあいませんでしたが、とてもびっくりして、恐怖の気持ちで一杯になり、その後夜なかなか寝付けなくなってしまいました。

彼女は5階で暮らしているのに、寝ているときも誰かに襲われそうで不安でたまらなかったのです。

部屋の照明を付けている方が不安な気持ちが緩和されるので、照明をつけたまま朝を迎えます。そんな日が 2ヶ月続きました。

そこで、彼女は姉の勧めでアロマセラピーのトリートメントを受けることにしました。
セラピストが選んだ精油は、オレンジ・スィートとラヴィンツァラです。オレンジ・スィートの甘くて太陽の光を思い起こさせる温かさ、安らぎ、安心感と、ラヴィンツアラの気丈にさせる 作用が彼女の不安を取り除いてくれると思ったからです。

家でも同じ精油で作ったトリー トメントオイルを夜ベッドに入る前に、胸に擦り込むように指示したととろ、1週間もしないうちに彼女の不眠は改善されました。オレンジ・スィートの香りに包まれていると優しい 太陽の光を浴びているようで、照明をつけなくても不安ではなくなったということでした。

 

ヨーロッパにはアロマセラピストといわれる治療資格を持った方がいます。日本にはまだアロマセラピストを認める法律がありません。

また、急性の疾患や重い心身症までも、全てアロマセラピーで治すということは危険です。アロマセラピーの得意な分野とそうでない分野を昆極 めて、事故のないように香りを楽しみましょう。


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