商品・サービス内容や料金の決定
商品の品揃えやサービスの内容を決める時は、自分の希望やこだわりも大事ですが、「今、何が必要とされているのか?」または、下世話な言い方ですが、「どんな品揃えにすれば、他より目立つことができ、特色が出るのか?」「何を用意すれば売れるのか?」という視点も忘れてはいけません。
例えば、アロマサロンの場合、「リラクゼーションボディコース」「フェイシャルコース」「フットコース」等、どこのサロンでもありそうなコースばかりだと、特色が出ず、他のサロンとの違いが伝わりません。
そんな時は、フットメニューをたくさん開発し、「下半身の疲れやむくみに悩む人の専門サロン」と打ち出したり、同様に「マタニティアロマ」「スポーツマン向けのアロマサロン」など、1つの顔を見せてあげる方法が効果的になるのです。
これはあくまで一例ですが、自店の特長を出すことと、ターゲットとなる客層のニーズもよく考えて内容を決めましょう。
料金設定については、想定しているプライスラインの範囲内で採算に合うよう決定しますが、周辺環境やライバル店の料金も調べた上で慎重に決めましょう。
全て一律な利益率にはせず、サービス品としてあえて低価格にしたり、お得なセット料金を作る、または、利益率の良いメニューを作るなど、集客や利幅のことも考えながら設定することが重要です。