「感謝の気持ち」を持てること|アロマセラピストに必要な資質・条件
ここでいう感謝の気持ちを持つとは、「いつもありがとうございます」「心から感謝しています」と口に出して相手に伝えることではありません。
もちろん、時おり、言葉にして伝えることも大切ですが、もっと大切なことは、お客様をはじめ、仲間のスタッフ、家族など、自分を支えてくれる人へのありがとうの気持ちを、毎日、振り返る時間を持ち、常に忘れない努力をすること。そして、それを具体的な行動として表すことです。
「ありがとうございます」「感謝しています。」と口に出して言うのはとても簡単です。でも、そんな言葉をきちんと言える人でも、ちょっと嫌なことがあった時に、相手に対して礼儀正しくない行動を取ってしまったり、不機嫌な表情を見せたりしては意味がありません。
相手を思いやる心を忘れ、自分を優先させてしまったり、サービスに身が入らないことがあるようでは本当に感謝していることにはならないのです。
感謝の気持ちを持つ。言うは易し行うは難しですが、その心の持ち方が必ず行動へと現れてくるはずです。