聴く力、カウンセリング能力があること|アロマセラピストに必要な資質・条件
心理カウンセラーほどではないにしろ、アロマセラピストには、お客様の状態やお悩み、要望をしっかり把握するために、カウンセリング能力が必要です。
最初にカウンセリングをしっかりやっておかないと、思うような結果が得られないということになりかねませんし、状態の変化状況を把握することで、より適切なサービスを提供できます。
あらかじめ質問表(問診表)を用意しておいて、その回答もとに、精油の種類やブレンド方法を決めると良いでしょう。
カウンセリングを辞書でひくと、「個人の持つ悩みや問題を解決するため、専門的な方法により助言を与えること」とあります。そのためには、他人には話しにくい内容も聴いていかなければならないので、「聴く力」が必要になってきます。
「聴く姿勢」、「まなざし」、「表情」、「あいづち」、「身振り手振り」、「合の手の入れ方」などで、お客様をリラックスさせ、納得がいくまで親身になって、話しを聴くことが大切です。
このカウンセリング能力は、書籍を読めば得られるというものではなく、簡単に身につくものでもありません。学習と実務経験を重ねながら、自分なりに徐々に学び取っていくものですが、セミナーなどもたくさん開催されていますので、積極的に参加してみると良いでしょう。