メディカルアロマを考える
MAA メデイカルアロマアンチエイジング研究所設立から2年が経過しました。アロマセラピーの効果を検証し、数値化することを目的に活動してきました。
数値を見ていくと、今までのアロマの世界とはまた違った角度から、アロマを知ることもできるようになったと、強く感じています。
今後、メディカルアロマの位置づけは、単にリラクゼーションでのアロマではなく、一つ踏み込んだアドバイスやケアをするための知識なのではないかと感じています。
もちろん、医療行為や治療はセラピストのフィールドではありません。しかし、アロマセラピーに興味を持たれるクライアント様は健康でないが故にアロマセラピーに興味を持ったという方が少なくありません。
または、病気ではないのですが日々の不調感に悩まされている人のご相談も多く受けます。原因不明の頭痛やホルモンバランスの不調など、からだと心の狭間での不調感。このような症状にこそ、アロマセラピーが必要だと考えます。
今までのアロマセラピーでは、頭痛、ホルモンという症状だけに意識を向けた精油選択をしていました。
しかし、頭痛やホルモンバランスでも原因は様々なのです。
ですから、その部分についての知識を持っているセラピストが選ぶ精油は、もしかしたら、今まで
とは全く別の精油が出てくる可能性があるのではないかと感じているのです。
どこまでわかってクライアント様に関われるのか? 深い部分のアドバイスができる知識を身につけることこそがメディカルアロマの目指すところではないかと思います。
そのためにも日々新しいアロマセラピーの数値や、データを今後も構築してまいりたいと考えています。