アロマセラピーの歴史-アロマの仕事や活動に関するコラム集

菅野千津子著「アロマセラピーを仕事にする」(幻冬舎)
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アロマセラピーの歴史

アロマセラピーの始まり

アロマセラピーが体系付けられたのは1920年代に入ってからです。もう皆さんは御存知のフランスの化学者ルネ・モーリス・ガットフォセが、化学実験の最中に薬品の爆発事故を起こし、手にひどいやけどを負ってしまいました。

その際、ラベンダーの精油で治療をしたことをきっかけに、精油の薬理効果を研究し始めます。そして、その効果を論文で発表したのが、今日のアロマセラピーの始まりと言われていますね。

天然100%であること

アロマセラピーで使用される精油は、エッセンシャルオイルとも呼ばれ、ハーブなどの芳香植物から抽出された天然100%のオイルです。濃縮されていますから、原液で使用するよりは希釈して使用することが基本です。

また、天然のオイルの代わりに合成香料を使用した場合は、脳が反応しないこともわかってきています。だ
からこそ、天然100% であることが重要なんですね。

昔から大切にされていた自然の力

植物から抽出された成分を利用する療法は、それ以前からすでに伝承的に人々の暮らしの中で受け継がれて
きていたもの。最も古いとされているのは、5000年以上前から伝承的に伝えられている古代インドのアーユルベーダや中国医学の漢方薬があります。

日本でも森林浴や、薬味、菖蒲湯、柚子湯などがあり、人々は自分達の健康維持のために、身近にある植物
を使う智恵を持っていました。当時から植物のパワーは健康に役立つものと、人々は経験で知っていたのですね。

アロマセラピーの活用法

そのような歴史の中でアロマセラピーが生まれフランスで体系付けられました。さらに1960年代になっ
てから、アロマセラピーはフランスからイギリスに渡っていきます。

イギリスでは、病気になってから何
かするという考えではなく病気にならないための予防や健康維持、美容やリラクセーションとしてのアロマセラピーの活用法が体系付けられます。

注目されたひとつが、精油の分子量。皮膚につけた精油成分が皮膚の中まで入っていくのには、分子量が少なくないと皮膚の内部まで浸透することができません。

精油は分子量が少ないので、皮膚の中まで入っていくことができます。飲まなくても、皮膚に塗るだけで体
に入ることが注目されてマッサージに応用したものが、アロマトリートメントなのです。精油を体内に取り込む効果的な方法のひとつですね。

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