私信の手紙、季節のあいさつ状(年賀状等)
しばらく来店していない休眠客に、私信の手紙(はがき)を出すことは、リピート来店の促進に非常に有効です。
お店からの、Eメールや宣伝用のダイレクトメールをもらったことはあっても、手紙をもらった経験がある人は極めて稀なはずです。だからこそ、手紙はお客様の心を打つのです。
別に不満はないのに、ただ何となくお店のことを忘れて、来なくなってしまうお客様はたくさんいます。そんなお客様に、お店のことを思い出してもらうために、顧客名簿からリストアップして、こまめに送ってみましょう。
宣伝文や「お待ちしています。」等の勧誘は一切不要です。ただ、相手のことをおもんぱかって、「お元気ですか?」という内容が良いのです。綺麗な絵葉書を買っておいて、自分の近況なども書いて差し出すと、さらに良いでしょう。
慣れてくれば、1日に2,3枚はがきを書くぐらい、さほどの苦もなく実行できます。
もちろん、年賀状やクリスマスカードなどの季節のあいさつ状を一斉に送ることも、お礼の気持ちを伝える意味で素晴らしいことですが、それとはまた別の意味があります。
「急にあなたがどうしているかと思い浮かんだ。」と、不意に出すからこそ効果的なのです。
どうしても文章を書くのが苦手な場合は、一言メッセージを書いて、スタンプや落款などでスペースを埋めれば良いでしょう。大切なのは、心を込め手紙を送る行為そのものなのです。