顧客名簿（顧客リスト）の整理
さまざまな方法で、お客様の連絡先を収集したら名簿として整理しておくことが大切です。
名刺やアンケート用紙、スタンプカードなど様式がバラバラでは、紛失しやすいですし、手紙やメールでいざアプローチをしようとした時に、とても手間がかかるからです。
集計用紙に手書きで書き込むのも結構ですが、後々の手間ひまを考えて、ここはぜひパソコンに落とし込んでおきましょう。
エクセルなどの表計算ソフトに入力しておけば、削除や並べ替えも楽ですし、住所をラベルシールに一括印刷することも可能です。入力（記入）する項目としては、お名前、住所、メールアドレス、性別、誕生日（年齢）程度までが基本です。
ここでポイントになってくるのは、お客様を重要度別に分類して、A,B,Cなどランクをつけておくことです。お客様の使った金額や来店日などまで管理出来れば、それに応じて販促をしかける事が出来ますが、高度な顧客管理システムでも導入していない限り実際には無理でしょう。
あなたの感覚で良いので分類しておき、「これはAのお客様まで」、「これは全員に送ろう」と、内容によってアプローチするお客様の範囲を決めるのです。何でもかんでも全員に送ろうと考えると、大変でやる気が起こらなくなります。
顧客情報は連絡をするために収集するものです。お客様にアプローチをしないなら収集や整理にかける時間は全くの無駄。実際に行動することが最も重要な事なのです。
