冷浸法(アンフルラージュ法)|アロマセラピーで利用する精油の抽出方法

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冷浸法(アンフルラージュ法)

冷浸法(アンフルラージュ法)は、ローズやジャスミンの花から精油を抽出する伝統的な方法です。

ガラス板(40センチ四方くらいのもの)の表面に、牛脂や豚脂を厚さ1センチくらいになるように塗ります。この時、花の香りと脂の接触面が大きくなるように、脂の面に櫛目(くしめ)を縦横に入れ、そのガラス板を、花びらを敷きつめた上にかぶせます。

花の香りが充分に吸収されたら、(3~6日かかります。)しおれた花びらを取り去り、再び新しい花びらを敷きつめます。花の香りの吸収が飽和状態になるまで、ジャスミンなら約3週間くらいこの作業を繰り返します。

この花の香りでいっぱいになった脂を「ポマード」と呼び、エタノールと混ぜて約1日攪拌し、香りをエタノールに移します。このエタノールを、真空下で蒸発させた芳香成分を「アブソリュート」と呼び、水蒸気蒸留法でとられた精油と区別して呼ぶこともあります。

水蒸気蒸留法でとられたローズの花の芳香成分を、ローズ・オットーと呼び、冷浸法や有機溶剤法でとられた芳香成分をローズ・アブソリュートと呼びます。


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