芳香浴(自然芳香・加熱芳香・アロマキャンドル)
エッセンシヤルオイル(精油)の香りを嗅ぐことがアロマを楽しむ基本ですが、その「香りを嗅ぐ」ことだけでも、いくつもの方法があります。
瓶からそのまま
精油の瓶のふたを開け、そのまま香りを楽しみます。顔は瓶から少し離して、揮発してきた香気を手の平であおいで鼻に導きます。あまり近くで嗅ぐと、香りが強すぎることがあるので気をつけましょう。
香りを持ち歩く
精油を数滴しみ込ませたハンカチやコットン、ティッシュなどを鼻に近づけて香りを吸入する方法。持ち歩くことができるので、いつでもどこでも香りを楽しむことができます。ただし、精油によってはハンカチな
どにシミがつくこともあるので注意が必要です。
また、精油をしみ込ませた「ムエッ卜」を穴を開けた小さな封筒などに入れ、バッグや財布、名刺入
れなどに入れておくのも楽しいでしょう。
ム工ツトとは
香水の香りを試す時によく使われる、短冊状に切られた厚手の紙のこと。紙の先に香水や精油をつけて香りを試します。においのついていない、厚手の紙を自分で切って使っても良いでしょう。
自然芳香
精油の瓶を毎回開けたり閉めたりするのが面倒な時、精油と蒸散用のアルコールを混ぜた液を入れた瓶に、直接竹などの浸透性のよい棒状のものを差して、机の上などに置く方法。
手軽で、電気などのエネルギーを使わずにできることに加え、インテリアとしても室内の風景に心地よいアクセントをつけてくれます。どの場面でどの香りを使うかは、それぞれの精油の特徴をよく調べて選びましょう。
加熱芳香
火や電気で加熱できるポットの上で、精油と水をともに温めることによって、揮発性を高くして香りを楽
しむ方法。熱を加えることによって香りが変わりますが、熱源の明かりとあいまって、豊かな気侍ちになれます。あまり急激に加熱すると香りのよさを損なうことがあるので、注意してください。
アロマキャンドル
キャンドルの炎と同時に心地よい香りが広がってくるので、香りを楽しむとともに、目でも楽しむことができます。キャンドルの原料は、みつろうや大豆の油、時にはハゼの実の油などの自然素材で、質のよいものをお勧めします。
日本産アロマの香りを損なわない無臭の素材によるキャンドルが理想的ですが、中には精油とうまくマッチする香りを持つキャンドル用素材もあるので探してみてください。
※参考文献 日本の森から生まれたアロマ/稲本正著/世界文化社