発ガン-精油の危険性|精油の安全性

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発ガン

【定義】

体内でガン細胞を形成し、増殖する特殊な物質による刺激。
慢性の刺激は、発ガンの原因の1つとされています。慢性的な化学的・物理的刺激、あるいは感情的な刺激がガンの発生を招くことは知られています。

次の化学物質は、発ガン性を示します。

サフロール

この物質は、DNAとたんぱく質に不可逆的に結合する(アルキル化因子)ことで発ガン性を示します。
(雄のマウスに皮下注射したり、内服させると肝ガンを誘発させます。Gleason,1984)

エストラゴール(メチルカビコール)

肝臓によるエストラゴールの代謝産物(1’-ヒドロキシエストラゴール)は発ガン性があります。
(エストラゴールと1’-ヒドロキシエストラゴールを餌の中に混ぜて、マウスに12ヵ月与えたところ、肝臓腫瘍ができました。Miller,1983)

メチルオイゲノール

肝臓によるメチルオイゲノールの代謝産物(1’-ヒドロキシエストラゴール)は遺伝子毒性があり、発ガン性もあります。

アサロン

β-アサロンは精油中にある最も活性の高い発ガン性化合物の可能性があります。
(成分の約76%がβ-アサロンであるカラムス油を餌の中に混ぜ、マウスに59週間与えたところ、悪性の十二指腸潰瘍ができました。Taylor,1967)

ベンゾ〔a〕ピレン

有名な発ガン物質です。

発ガン性があると言われている精油(カッコ内は発がん性を示す成分と最大含有濃度)
カラムス・インディアン (β-アサロン、80%)
カンファー・イエロー (サフロール、20%)
カンファー・ブラウン (サフロール、80%)
ケード・未蒸留 (ベンゾ〔a〕ピレン、8p.p.m)
サッサフラス (サフロール、90%)
スネークルート (メチルオイゲノール、45%)
タラゴン・ラシアン (エストラゴールとメチルオイゲノール、46%)
バジル・エストラゴールを多く含む種類 (エストラゴール、87%)
ラベンサラ アニサータ (エストラゴール、88%)
メラルーカ プラクテアータ (メチルオイゲノールが主要成分・フトモモ科のブラックティートゥリー)
レモンのような香り

発ガン性を含んでいるが適切な濃度なら安全な精油とその濃度(カッコ内は同上)
カンファー・サフロール 2.0% (サフロール、5%)
ナツメグ・イーストインディアン 2.0% (サフロールとメチルオイゲノール)
バジル・エストラゴールが少ない種類 2.0% (エストラゴール、5%)
フェンネル 1.5% (エストラゴール、7%)
メース 5.0% (サフロール、2%)
シナモン・葉 10% (サフロール、1%)
スターアニス 10% (サフロール、1%)

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