アロマセラピーのエビデンス（臨床結果などの科学的根拠）について
私は大手エステティックサロンでエステティシャンの仕事を15年間経験L、その後、アロマの業界でお仕事を始めて20年が経過しました。
その問、精油の作用や効果を感じ仕事をしてきましたが、多くの経験を積むにつれエステ業界と大きく違った点に気が付くようになりました。
エステの世界では何kg、何cm減った、痩せたなどという結果や効果を測定することでお客様との共通の認識ができます。しかし、アロマの世界では、「不眠」「疲れ」「ストレス」ということへの効果を数値化することが難しいことに気が付きました。
「なんとなく眠れたような気がする。」などと効果があいまいに表現されます。
そして、
「イギリス人や、フランス人に良いからと言って、まったく同じやり方が日本人に合うのでしょうか?」
「飲まなくても本当にアロマは効果があるの?」
「データや数値化した証拠はないのですか?」
アロマセラピーへの期待値が高い方たちから厳しく、そしてシャープな質問をされることが度々ありました。
確かにお客様、生徒様の言うことにも一理あるとは感じていました。ただ、先人からの学び以上のことを自分の力で証明するのはとても難しい現実でした。
それでも、いつの日かアロマの効果を、どうにか数値化できないものかと長い間模索しておりました。
そして、ようやく2015年からその研究に着手できる機会に恵まれました。
今回、私が行っている研究は、「アロマの効果を数値化する」 というものです。
私が主催するメデイカルアロマアンチエイジング研究所の最高顧問に久保明医学博士をお招きし、同時に医
療法人財団「百葉の会銀座医院」様と顧問契約を締結し、アロマセラピーの効果を数値化するためにエビデンスを出す取り組みを始めました。
その結果、アロマセラピーの可能性が、とても膨らむ結果を得ることができたのです。
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