マッサージの基本テクニック
マッサージの目的は体をほぐし、血行をよくすること。そのため、風呂上がりに行えばより効果的です。
さする(軽擦法・けいさつほう)
指や手のひらを使い、適度な強さでなでるように肌の上をすべらせる方法。精油の成分を体内にしみ込ませることが目的なので、あまり力をいれる必要はありません。
押す(圧迫法)
指先や手のひらなどで、凝りのある部分やつぼなどを圧迫する方法。3~7秒、ぐーっと押しながら息を吐き、圧迫を緩める時に息を吸う。これを一定のリズムで数回繰り返します。
もむ(揉捏法・にゅうねつほう)
指や手のひらを使って、圧を加えながら筋肉をもみほぐす方法。精油の成分が真皮へ浸透することをイメージしながら行うと、より効果的です。
たたく(叩打法・こうだほう)
手のひらや手の側面、挙などでリズミカルにたたく方法。たたいて血行をよくすることによって、体内に精油の成分を浸透させ、巡りやすくします。
※参考文献 日本の森から生まれたアロマ/稲本正著/世界文化社