サロンをオープンした時は、知人に知らせたり、ポスティングや手配りをしたり、ネット広告や新聞折込を出したりと、さまざまな「サロンの存在を知ってもらう」ための活動をしますが、これらの活動はオープン当初だけではなく、継続的に行う必要があります。
なぜなら、あなたのお店の商圏にいる人々は、「意外にあなたのお店の事を知らない」からです。
もちろん、何年も営業を続ければ、何千人という人がお店の前を通り、クチコミも広まるのでたくさんの人がお店の存在を認知してくれます。
でも、そんな人たちの中でも、「本当の意味で」あなたのお店のことを知っている人は、ごくわずかと思った方が正しいのです。
実は、実際に来店したことがあるお客様以外の人が、あなたのサロンを「知っている」と言う場合にも、いろいろな段階があり、
A、話題に出れば「あっ知ってる。あそこに何かお店があったよね・・・」と思い出す。
B、話題に出れば「あー、あのサロンね。知ってる知ってる。」と思い出す。
C、アロマサロンがあると知っていたが、興味を持つほどではなかった。
D、行ってみようかなと思った事があるが、しばらく忘れていた。
E、店名まで認識していて、いつか行ってみようと思っていた。
F、いつも行きたいと思っているが、今まで機会がなかった。
等々さまざまで、そして、A~Fのどの場合でも、人は「知っている」という言葉を使うのです。
しかし、A~Dでも広い意味では知っている事になるのかもしれませんが、これでは知らないのと同じで、新規客の獲得には結び付きません。
そして、お店のごく近所の人でも意外にA~Dの人が多く、忘れたり、興味を持っていないのが現状です。
新規客の獲得において大切なのは、あなたのお店の事をまったく知らない人にはもちろん、存在は認知していても忘れていたり、興味を持っていない人にも、何度も継続的にお店の情報を知らせることです。
もしも、新規客の獲得が十分ではないと感じる事があったら、サロンの存在をお知らせする具体的な活動に取り組んでみましょう。