サロンの集客方法は、大きくプッシュ(PUSH)型とプル(PULL)型に分けられます。
プッシュ型とは、たくさんの人にアプローチすることを目的とした「攻め」の集客方法です。
例えば、メールやダイレクトメール、電話、FAX等でお客様に連絡をしたり、雑誌やフリーペーパーなどに広告を出すのもプッシュ型の集客方法です。
プッシュ型の集客方法では、たくさんの人にサロン側から直接、情報を送ることができるので認知度のアップや、一気に(大量に)集客したい時に効果的ですが、多くの費用がかかる、その情報に興味のない人も含まれる等のデメリットがあります。
一方、プル型の集客は、自分で情報を探してもらい、お客様が自ら売り手にアプローチしてくることを目的とした言わば「待ち」の集客方法です。
例えば、サロンのホームページやブログ等で情報を発信するのがこれにあたります。
プル型の集客方法は、比較的、手軽に取り組むことができ、目的が明確な人をピンポイントで集客するのに向いていますが、認知されていないと効果が出にくい、即効性に乏しい等のデメリットがあります。
また、最近では、フェイスブック、インスタなどのソーシャルメディアやスマホのアプリのように、プッシュ型とプル型の特徴を合わせもつ集客方法もあります。
個人運営の小さなサロンでは、プル型の集客方法に重点を置いて取り組んでいるところ多いですが、プル型だけで十分な集客を行うことは非常に大変です。
効果的にプッシュ型の集客方法も取り入れ、時と場合によって使い分けましょう。
特に、既存顧客や見込み客あてのメールでのアプローチは、経費もかからず、小さなサロンにとっては非常に有効な方法です。
日頃からメールアドレスをしっかりリスト化しておき、いつでも配信できるようにしておくことをおすすめします。