チラシを配布するためには、新聞折り込みやポスティング、手配り等の他に、「設置する」という方法もあります。
店頭にサロンのパンフレットを置いてあるお店はよく見かけますが、それだけではなく、同じ客層のお店にも置いてもらいましょう。
近隣の美容室、ネイルサロン、ブティック、カフェなど、自店のお客様がよく来店するお店に、「相互にチラシを設置しあいましょう」と提案してみるのです。
自分が利用しているお店や、知り合いのお店に心当たりがあればベストですが、ない場合は、お友達に、他店のチラシを置いているお店や、置かせてくれそうなお店がないか尋ねてみると良いでしょう。
設置する場所が確保できたら、後は定期的なメンテナンスが必要です。せっかく置いてもらっても、空になっては意味がありません。月に1度くらいは様子を聞いて足りなければ補充してください。
また、ただチラシを置かせてもらうのではなく、割引券やクーポン券を用意しておいて、例えば、そのお店で○○円以上使ったお客様に、プレゼントとして渡してもらうようにすれば、配布枚数を大幅に増やすことができます。
誰にでも渡しているものではなく、一定の金額を購入した人だけがもらえる限定の割引券なので、「使わなくてはもったいない」という心理が働き、集客の効果も上がるはずです。
一見、協力してもらうのが難しそうですが、これをお互いに行うことにすれば相手のお店にも大きなメリットがあります。
親しい経営者や集客に積極的な経営者と相談して、相互集客を企画してみてください。
小さなサロンの中には、継続的な集客のアクションを起こしていないお店がたくさんありますが、お金や時間をかけずに行える方法は地道に続けていくことが大事です。